香川県にある「琴平花壇」の専有露天風呂付き和洋室「富士見台」についてご紹介します。
結論からいうと、
といった感じで、個人的に自信を持ってオススメできる高級温泉宿です。
特に、最高のおもてなしと完全部屋食制の料理、独り占めできる客室露天風呂が最高です!
この記事では、
などを細かく紹介しています。
香川への旅行プランや、四国の温泉宿、旅館選びの参考になれば嬉しいです。
近くに金比羅さんや商店街などもあり、お参りや観光にも便利な立地となっております。
よければお付き合いください。
プランや料金
今回は、有名な香川県の観光地「金刀比羅宮」周辺にある温泉地に泊まってみたいと思い、楽天トラベルからの予約で1泊宿泊しました。
プランは、
プレミアムルーム宿泊プラン
を選択。
プレミアムサービスがあれこれついたプランです。
プレミアムルームに宿泊すると、滞在中に以下のプレミアムサービスを受けることができます。
今回は露天風呂付客室に宿泊したので、貸切露天風呂は無料対象外でした。
夕食と朝食付き、さらにチェックイン時にドリンクとお茶菓子が付いてきます。
他には、
などもあります。
これで、1人あたりの宿泊料金は39600円(税込)。
嫁と2人で79200円(税込)でした。
(夕食などのドリンク代、入浴税は含めていません)
高級旅館ですが、2食付きでこのお値段はお得感がありますね。
食事なしのプランなどに変更すれば、もう少し価格を抑えることができますよ。
楽天トラベルを使用したので、基本の宿泊料金は前払いしています。
入湯税(ひとり150円)や食事の際に注文したドリンクなどは、チェックアウト時に支払います。
もちろん支払いは各種クレジットカード使用可!
キャッシュレス決済派の方も安心して決済できます。
駐車場
駐車場を利用する際、事前予約は不要です。
しかも駐車料金は無料!
周辺にある金比羅さん参拝客用の駐車場はどこも有料なのに無料とは太っ腹すぎます(笑)
40台収容可能な屋外の平面駐車場で、高さ制限はありません。
さらに、駐車場に空きがあればチェックイン前やチェックアウト後でも利用可能!
利用希望の場合はフロントに伝えればOKです。
ひとつデメリットを挙げるのであれば、駐車場が少し離れているため分かりにくいこと。

https://www.kotohira-kadan.jp/access/
宿の向かい側あたりにあります。
看板があるので、注意深く見ていれば分かるかと思います。


ちなみに、ここから宿まで歩くとなると急な坂(階段)を登ることになります(汗)
でもご安心あれ!
宿までの送迎車が待機していますので、車で送ってくれます。
(チェックイン前だと送迎車がいない場合があるかも…)
帰りももちろん駐車場まで送ってくれますよ。
チェックイン
駐車場から送迎車で玄関まで送ってもらったら、フロントロビーでチェックインを申し出ましょう。
すると、係の方が宿泊する棟に案内してくれます。
今回は「富士見台」に宿泊するので、一旦外の連絡通路を通り、エレベーターで「富士見台」のガーデンラウンジへ向かいました。

https://www.kotohira-kadan.jp/facilities/
チェックインは「富士見台」の3Fにあるガーデンラウンジで行います。

のんびりとお茶を飲みながらチェックインの手続きと宿泊中の各サービスについて説明を受けました。
その後、部屋に案内されて、部屋についての説明を受ければ手続き完了です!
ちなみに、夕食の時間と朝食の時間もこのタイミングで聞かれます。
自分の都合の良いタイミングに近い時間帯を選択しましょう。
施設
館内で利用できる施設やサービスについて説明していきます。
温泉大浴場 吉祥の湯

チェックインの手続きをした「富士見台」3Fにある大浴場です。
宿泊者は誰でも利用できます。
大浴場の利用時間は、
アメニティやタオル類は大浴場に全て備え付けていますので、手ぶらで気軽に利用できます。
備品やアメニティなどは、
と、充実したラインナップ。
湯上がり処では、麦茶の無料サービスがあります。
休憩所は広めで、待ち合わせや入浴後の休憩も快適に過ごせますよ。
貸切温泉露天風呂「なごみ湯」
「松月テラス」3Fにある貸切の露天風呂です。

https://www.kotohira-kadan.jp/hotspring/

https://www.kotohira-kadan.jp/hotspring/
離れ、富士見台の和洋特別室に宿泊すると、45分間無料で利用できます。
その他の宿泊者は、45分3,300円(税込)で利用できますよ。
アメニティやタオル類は大浴場に全て備え付けていますので、手ぶらで気軽に利用できます。
備品やアメニティなどは、
と、ラインナップも抜かりなし。
今回は利用していませんが、写真で見てみると泊まった部屋の専有客室露天風呂と同じような造りに感じました。
部屋のタイプによって利用を検討すると良いかもしれません。
貸切温泉露天風呂「杜の湯」
「山翠閣」2Fにある貸切の露天風呂です。

https://www.kotohira-kadan.jp/hotspring/

https://www.kotohira-kadan.jp/hotspring/

https://www.kotohira-kadan.jp/hotspring/
山翠閣に宿泊すると、45分間無料で利用できます。
その他の宿泊者は、45分3,850円(税込)で利用できますよ。
アメニティやタオル類は大浴場に全て備え付けていますので、手ぶらで気軽に利用できます。
備品やアメニティなどは、
と、こちらも同じものが用意されています。
この貸切風呂も利用しませんでしたが、写真で見てみると森林浴をしながら入浴できそうでかなり良さそうです!
次回、泊まる機会があれば、ぜひ利用したいですね。
館内の施設やサービス
その他、大浴場以外の館内の様子をざっくりとご紹介します。
フロント・ロビー
宿の玄関的な存在です。
まずはここでチェックインの手続きをします。
くつろげるロビーと、香川の名産品を取り揃えた小さな売店もあります。

https://www.kotohira-kadan.jp/facilities/
ガーデンラウンジ
松月テラス3Fにあるラウンジで、宿泊者は誰でも利用できます。
利用時間は、
で、書籍の置いてあるラウンジで優雅な時間を過ごしたり、仕事をしたりできるスペースとして最適です。
オシャレな音楽が流れていて、館内だけでも十分楽しめます(笑)





チェス、囲碁、将棋も置いてあり、出かけなくても退屈しません。

ドリンクメニューとしてコーヒーや紅茶、ソフトドリンクなどを無料で提供していますよ!

さらに、バータイムになると
も提供しています。(すべて有料)
今回はプランの特典で、スパークリングワイン1杯が無料で提供されました。

隣のスペースには、マッサージチェアやPC設備も完備!




外に出れば、夜空や月を眺めながら楽しめる足湯「月見台」まであります。

もちろん、タオルは完備!

今回は昼に利用しましたが、良い景色でのんびりできました。


タイ古式マッサージ「バンクンメイ」
庭園の一画にあるタイ古式マッサージの「バンクンメイ」。

https://www.kotohira-kadan.jp/facilities/
お値段はそこそこします(汗)
一応、プレミアムサービスで少し割引が適用できます。
利用する場合は事前予約推薦、当日の駆け込み利用も一応可能です。
また、宿泊者以外の方(日帰り利用)も利用できますよ。
宿泊プランによっては割引がききますので、気になる方は体験してみてはいかがでしょうか?
詳細や、料金帯などはこちらからどうぞ。
https://www.kotohira-kadan.jp/hotspring/bankunmei
食事処
松月テラス2Fにあるメインダイニング「けやき」と、

https://www.kotohira-kadan.jp/facilities/
富士見台4Fにあるパーシャルダイニング「松峰」の2箇所あります。

https://www.kotohira-kadan.jp/facilities/
基本的にここで食事をしますが、宿泊プランによっては部屋食ができます。
今回は部屋食だったので、ダイニングを利用することはありませんでした。
レクイエーションルーム・宴会場
その他、大人数で利用できる施設も完備しています。
レクイエーションルームは松月テラス1Fにあり、カラオケや卓球が楽しめます。
利用時間や料金は、
宴会場は、松月テラス2Fと山翠閣1Fに1箇所づつあります。
利用希望の場合は、事前に電話やお問合せフォームから詳細を聞いておくといいですね。
客室
それでは、今回宿泊した専有露天風呂付き和洋室「富士見台」について紹介していきます。
玄関

今回宿泊したお部屋は、富士見台4Fの角部屋「松徳」。
部屋に入るとこんな感じです。

靴箱付きの玄関で、広々としていて出入りしやすい!
ドアはこんな感じで、一般的なロック方式。
避難経路のマップを見た感じ、この部屋だけ独立していて隣に部屋がありません。

物音や他の客の声などが全く気になりませんでした。
超快適です(笑)
玄関から見て、
となっていました。

https://www.kotohira-kadan.jp/rooms/
洋室

まず、正面の洋室から紹介していきます。
ここにはダイニングテーブルと大きなテレビ、ソファがあります。


基本的に、ここでくつろぐことになると思います。
夕食、朝食も部屋食対応しているので、この洋室で食事します。
お気づきかと思いますが、この洋室から露天風呂に行けますよ!

露天風呂などの紹介は、また後で詳しく記載します。
客室にあるテレビはインターネットに接続されているので、大画面でYouTubeを楽しむこともできますよ。
和室

続いて、和室を見ていきましょう。
洋室の奥に続く部屋で、畳の部屋とベッドがあります。


ベッドについては、次で紹介します。
広さは10帖と広々としており、めちゃくちゃ快適です!
テーブルには、お茶菓子として名物「灸まん」がありました。

こんぴらの石段あたりのお土産屋さんで購入できますよ。
広縁(ひろえん)がないですが、代わりに窓際に椅子とテーブルが設置されていました。

桜の季節を狙って宿泊したので、窓から花見もできます。
この景色、日本人なら嫌いな方はいないでしょう(笑)


部屋にはエアコンの他に空気清浄機も完備!

掛け軸と生花も良い味出しています。

そして、押入れ(クローゼット)の部分を紹介。

ハンガーと消臭スプレーが入っていました。
押入れの下には、館内着(浴衣)と使い捨てスリッパが用意されています。

館内着のサイズが合わない場合は、フロントに連絡すれば交換してくれますよ。
その下には金庫がありました。

金庫は、自分で暗証番号を設定するタイプで鍵はありません。
金庫に操作説明が書かれているので、一度リセットしてから暗証番号を登録しましょう。
ベッド

和室の一画にベッドがふたつ並んでいます。
セミダブルベッド(幅120cm×長さ195cm ×高さ50cm)で大きさも十分!
快適に寝られました。
洋室にテレビがありましたが、ここにもテレビがあります。

電話もここに設置されています。
気になる枕元のコンセントなどはこんな感じ。

簡易時計と部屋の照明スイッチ、ベッドの個別照明スイッチのついたコンセントがありました。
ここに照明スイッチが集約されているのはありがたい!
コンセントも各一個づつ付いているので、スマホや電子機器の充電には困りません。
個人で複数のUSBポートやコンセントが付いた充電器を持参すると良いです。
ベッドの横には、小さなスペースに椅子と机がありました。

ここは特に需要なさそうですね(笑)
強いて言うなら、集中して作業したい人向けのスペースでしょうか?
トイレ

トイレは玄関から見て右側にあります。
ウォシュレット式の水洗トイレを完備!
広さも問題なく、快適に使用できます。
ウォシュレットトイレはTOTO製。

個室に手洗い場もあるので、全く不便に感じませんでした。
たまに手洗い場が別になっている宿もありますので…(汗)
洗面所

洗面所は玄関から見て左側にあります。
洗面所には、洗面台と大きな鏡があり、ここで化粧もできそうです。
鏡のところには、椅子が下に収納されていました。

下の棚には、コンセントのそばにドライヤーが置いてあります。
最初気づかず、後で発見しました(笑)


鏡周辺にはアメニティがたくさん置いていたので紹介していきます。
まずは洗顔や化粧水など。

オシャレなガラス容器にはコットンと綿棒。

そばに置いてある木の容器には、
などが入っていていました。


安物感がなく、しっかりと揃えられている印象です。
大きな鏡だけでなく、小さな鏡も設置されていました。

女性には嬉しい気遣いではないでしょうか?
客室風呂(露天風呂・シャワーブース・ウッドデッキ)

ここが専有露天風呂付き和洋室の特権です。
ウッドデッキに専用の露天風呂とシャワーブースを完備!
もちろん、お湯は大浴場と同じ温泉です(循環式)
まずはウッドデッキから紹介していきます。

眺めの良いバルコニーに小さなテーブルと椅子を完備。
濡れても大丈夫な素材ですので、温泉に浸かった後のクールダウンにも最適です。
実際に、熱くなってきたらこの椅子で涼んで、またお湯に浸かるのを繰り返していました。
そして、メインの露天風呂がこちら!

別角度から。


露天風呂からの眺めも最高です!
桜の開花時期を狙って宿泊したので、花見しながら入浴できました。

この贅沢な時間を思う存分味わってください!
ひとつ気になったことは、温度調節機能がなさそうだったこと。
ただ、ずっと温泉が循環していて、いつでも適温で入浴できるのは大きなメリットです。
おまけとして、夜と朝の露天風呂の雰囲気をどうぞ!
こちらは夜の露天風呂。



朝はこんな感じ。



時間帯によって雰囲気の変化を楽しめるのもこの部屋の特権です。
最後にシャワーブースを覗いてみましょう。
椅子のすぐ隣にシャワーブースがあります。

中はこんな感じ。

シャワーヘッドと天井についたシャワーがあり、切り替え可能です。


切り替えは上のハンドルを回して切り替えます。

シャワーブース内にアメニティ(ボディソープなど)が完備されているので、持ち込まなくても大丈夫です。


わざわざ大浴場に行かなくても、ここで身体を洗うことができますね。
個人的な感想ですが、冬など気温が低い時はシャワーブース内が寒く感じるので注意が必要です。
夏はいいですが、冬場は大浴場を利用する方がいい気がします…(汗)
設備、景色とも最高で十分満足できましたが、最後にひとつだけ注意点を。
脱衣所がないため、洋室で脱衣して洋室から露天風呂に出入りする感じになります。
(タオル類も洋室の戸近くに置いています)
なので、夕食や朝食が部屋食になっているため入浴時間は注意しましょう。
恥ずかしい思いをすることになりますからね(笑)
その他(冷蔵庫・ケトルやティーセットなど)

和室にポットやコップ、コーヒーメーカー、冷蔵庫などがある棚があります。
ここでお茶やコーヒーなどのドリンク類をセルフで淹れることができますよ。
上の段には、電気ポットとコーヒーメーカーの「ネスプレッソ」。

このコーヒーメーカーは、専用のカプセルをセットして淹れるタイプです。

隣にある黒いケースにコーヒーカプセルや紅茶のティーパックなどが入っています。

4種類のカプセルからお好みのコーヒーを。
ちなみに、エスプレッソは言うまでのなく濃厚で大人の味わいですので、苦いのが苦手な方は注意してください(笑)
中段には、コーヒーカップとお茶用のコップに急須とお茶っ葉。

まんじゅうにはやはり日本茶ですよね!
その横の扉を開けると、冷蔵庫があります。

中身はこんな感じ。

中でグラスが冷やされているところが流石だな!
と思いました。
冷蔵庫の飲み物は基本有料。
黒いキャップの細長いボトルに入っている水は無料です。
ちなみに、電気ポットでお湯を沸かす時は、洗面所の水道水で問題ありません。
大浴場のレビュー

それでは、お待ちかねの大浴場について紹介していきます。
今回の宿泊では、貸切風呂は利用せず、大浴場のみ利用しました。
このレビューは男女入れ替え後にも入浴しているので、両方の大浴場の利用をもとに書いています。
毎度のことで申し訳ありませんが…
撮影許可をもらっていないためのため、大浴場関係の写真はありません(泣)
すみませんが、文章だけの説明になります。
お風呂の様子などは、こちらの琴平花壇さん公式ホームページをご覧ください。
https://www.kotohira-kadan.jp/hotspring
内湯と露天風呂があり、午後と午前で男湯、女湯の入れ替えあり。
脱衣所にタオルが完備されています。
最低限の手荷物で入浴できるのが嬉しいですね!
ここからは、源泉についての情報や、各大浴場について詳しく紹介します。
温泉の成分について
源泉の概要は以下の通りです。
泉質 | 成分 | 効能 | |
大浴場 | 単純弱放射能冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉) | PH値7.6 | 神経痛 筋肉痛 関節痛 五十肩 運動麻痺 関節のこわばり うちみ くじき 慢性消化器病 痔疾 冷え性 病後回復期 疲労回復 健康増進 痛風 動脈硬化症 高血圧症 慢性胆嚢炎 胆石症 慢性皮膚病 慢性婦人病 |
琴平花壇さん公式ホームページから引用しました。
https://www.kotohira-kadan.jp/hotspring
加水はされていませんが、源泉のままでは温度が低いので加温しています。
また、衛生管理のため、循環ろ過装置、塩素系薬剤を使用しています。
画像で見にくいと思いますが、温泉成分表も載せておきます。
参考にしてみてください。

湯上り処などの様子
それでは、大浴場手前にある湯上り処や自販機などの紹介からしていきます。
大浴場は富士見台3階にあります。

この奥に湯上り処があって、その先に大浴場の入り口があります。
大浴場手前の湯上がり処には小さなギャラリーがありました。
広々とした空間で、テーブルと椅子もあるのでゆったりと休憩できます。
セルフサービスで冷たい麦茶も用意されていてありがたかったです。
この湯上り処の入り口手前には、自販機も設置されていますよ。

小さいながら瓶牛乳の自販機まで設置されていて、こだわりを感じてしまいますね(笑)
脱衣所
お次は脱衣所の紹介です。
脱衣所の広さは十分で、多少混み合ってもストレスなく着替えられます。
もちろん、タオル類も入り口に大量完備。
何回でも気兼ねなく入浴できるのが嬉しいですね!
個人的に、全てのロッカーが鍵付きな点が好印象。
しっかり鍵をかけられる安心感は重要ポイントです。
脱衣所にある備品をチェックし忘れたので詳しく書けませんが、ドライヤーは確実にありました!
(本当にすみません…)
大浴場
大浴場には、
と、露天風呂だけでなくサウナまで楽しめます!
もちろん、両方の大浴場共通です。
午後と午前、両方の大浴場に入ったので、それぞれ分けてレビューしていきます。
大浴場・午後の部
まずは宿泊初日の夜、大浴場を利用しました。
(湯上り処の右側が男湯)
入ってすぐのところにサウナ室がありました。
カランは12か所あり、
とアメニティも充実しています。
全体的な雰囲気は、黒を基調とした石風呂といった感じ。
内風呂はかなり広めに造られており、多少混んでいても心配ありません。
カランの数も多いですし、しっかりしていますね!
露天には、露天風呂だけでなく水風呂も設置されています。
露天に水風呂があるパターンは珍しいですね。
露天風呂は少し小さめで、定員4人ぐらいの広さでした。
ヌルヌル系ではなく、サラッとした感じのお湯で気持ち良かったです。
それもそのはず、PH値が7.6なのでヌルヌル感はないですよね(笑)
道後温泉に似たような印象…かな?
やはりここの宿の特筆すべきは、なんといってもサウナが完備されているところ!
せっかくなので、サウナも堪能してきました。
サウナ室は小さめで、2段あるけど4人が限界の広さ。
サウナ室の温度は温度計目視で80℃。
12分時計を完備していて、最低限の設備は整っています。
サウナ室前にマットが置かれているので、セルフで敷いて利用する感じでした。
体感的にそこまで熱くありませんでしたが、大浴場にサウナが完備されていたことは大誤算。
嬉しいサプライズでした。
欲を言えば、露天風呂のところに外気浴スペースが欲しかったですね。
大浴場・午前の部
続いて、宿泊2日目の朝イチで大浴場へ。
男女入れ替えで、今回は左側の入り口が男湯になってました。
ちなみに、脱衣所の使用感は同じでしたので割愛します。
大きく違った点は、
といったところです。
全体の雰囲気は、ベージュを基調とした木の風呂が印象的でした。
カランは10か所、
とアメニティも同じものが設置されています。
内風呂は前日の浴槽よりせまめ。
でも、特に不便さはありません。
カランの数が少し減っていたので、こちらの方が内風呂を小さめに造っているのかもしれません。
その分、サウナ室は少し広めでした。
造りは2段と変わりありませんが、6人は入れる広さ。
同じく12分時計完備、室温は温度計目視で83℃でした。
こちらもサウナ室前にマットを置いています。
やはり、サウナ室はこれぐらいの広さは最低欲しいところ。
そして、大きく違ったところは露天風呂!
前日と違って開放的な露天風呂で景色が◎
琴平の街並みや山々を見渡しながら入浴できます。
これ、夜だと景色が楽しめないんじゃないですかね(汗)
その分、朝入浴できてラッキーでした。
露天風呂の広さは定員4〜5人といったところ。
こちらも同じく露天に水風呂がありました。
あらためて比較すると、前日の大浴場より今回の方が全体的に満足度高めですね。
サウナの広さと、露天風呂の景色が決め手になりました。
今回の夕食
チェックインの時に指定した時間になると、客室係さんが部屋に夕食を運んできてくれます。

夕食を部屋でいただけるのは、専有露天風呂付和洋室宿泊者の特権ですね!
(他にも部屋食確約の部屋はありますが、基本的にメインダイニングなどへ移動)
今回の献立はこんな感じ。

ちなみにこれは3月の献立です。
季節によって食材やメニューは変わると思います。
ドリンクメニューもご紹介。
こちらはボトルワイン。

ビール、日本酒、焼酎、ウイスキー、カクテルなど。
ソフトドリンクまで幅広く揃えています。

最後に香川の地酒。

ソフトドリンクメニューにも、四国特有のラインナップがあって面白いですね。
今回は、気になっていた讃岐の地ビールを注文!

お値段は、890円(税別・サービス料別)。
ドリンク代は、まとめてチェックアウト時に精算します。
地酒(日本酒)と悩みましたが、最近は地ビールがマイブームなのです(笑)
スッキリとした苦味で飲みやすく爽やか!
湯上りにピッタリの地ビールです。
それでは、ざっくりとしたレビューになりますが食事の紹介をしていきます。
前菜

まずは、前菜の旬菜五種取り合わせです。
内容は、
の盛り合わせになっています。
まずは、奥の右にある菜の花からし和えから。
ほんのりと、からしの風味が広がります。
和風出汁が効いていて、思ったよりしっかり味がついていました。
次は、手前の真ん中にある筍土佐煮。
簡単に説明すると、たけのこの煮物です。
柔らかく、たけのこ独特の渋味などの雑味が全くありません。
こちらも和食ならではの優しい味付けでした。
次は、手前左にある穴子八幡巻。
ごぼうを穴子で包んだものです。
ある程度予想していましたが、甘辛い味付けでお酒にも合う!
程よい味の濃さなので、ビールとの相性が良かったです。
次は、奥の左にある木の芽真丈。
魚のすり身と木の芽を合わせた料理です。
どんな味がするのか想像できませんでしたが…
胡椒が効いている感じで美味かった!
嫁も絶賛の一品です。
最後は、手前右にある桜水晶ゼリー。
桜の花びらが入ったゼリー状の料理です。
甘い系の料理かと思ったら…
お酢の爽やかな風味と桜がほんのり香る味わいでした(笑)
春を感じるさっぱりとした一品ですね!
御造り

続いて紹介する料理は、定番のお造りです。
お造りの種類は、
でした。
愛媛県産の鯛は、プリプリの身と鯛の甘さが感じられます。
やはり愛媛の鯛は有名なだけあって、美味しいです。
高知県産の鰹は、見た目刺身かと思っていたら表面が炙られていました。
タタキのような感じで香ばしい風味がアクセント!
適度に脂がのっていて美味しかったです。
瀬戸内産の鰆は、他の刺身と違いあっさりとした風味。
なんとなく、マグロに似た食感?でも少し違うような…(笑)
鰆を食べる機会が少ないので、個人的に貴重な体験になりました。
小吸物

最初に運ばれていた料理をいただいていると、お吸物が運ばれてきました。
なんのスープかと思ったら、カリフラワーのスープだそうです。
カリフラワーをポタージュにした料理は初めて見ました。
第一印象は超濃厚!
クリーミーなスープです。
カリフラワーの原形はなく、言われなければカリフラワーと気づかないレベル。
洋食のクリームチャウダーのような感じでめちゃくちゃ美味しかったです。
魚料理

続いては、魚料理の「白魚と山菜の玉〆め」。
魚料理と書いていますが、正直言って鍋料理です(笑)
客室係さんが火をつけてくれて、温まったタイミングで卵を入れてくれます。
具材は、山菜としらすがメイン。
最後に卵で〆ています。

この料理も春を感じる食材が使われていますね。
優しい和風出汁で汁まで美味しくいただけます。
雑炊にしたら絶対美味しいと思うんですけどねぇ…
白飯も欲しいところ(笑)
箸休め

料理の中盤に出てきたのは、箸休めの「桜うどん」。
見た目から春を感じられる一品です。
うどんの上には、桜の花びらとかいわれが乗っています。
一瞬、そうめんに見えました(汗)
(暖かいうどんかと思っていたら、冷やしうどんで少し驚いたのは内緒…)
うどんにも桜が練り込まれており、桜の風味を存分に味わえます。
出汁も、香川ならではのあっさり系いりこ出汁で美味かったです。
油物

ここからはメイン級の料理が続きます。
日本料理の定番、天ぷらが来ました!
今回の具材は、
これを桜塩でいただきます。
タラの芽真丈は2つありました。
桜塩は、ほんのり桜風味が春を感じられる味わいになっています。
この中では、鱚の天ぷらの身がふわふわで一番美味かったです。
タラの芽真丈は魚のすり身の天ぷら感が強め。
やはり天ぷらはお酒のお供にいいですね!
強肴

ここで、最初から気になっていた陶板に火が入りました。

今回のメイン、「オリーブ牛 陶板焼き」です。
具は、
となっています。
陶板が温まってきたら、まずバターを溶かして焼く準備をします。

時間がかかる野菜から焼いていくことがポイント。
後から野菜を焼く方がいて、火が消えても生焼けになってしまう場合があるそうな(笑)

我慢できずにお肉投入(笑)

味付けは、
をお好みで!
オリーブ牛がとにかく柔らかくて美味い…
脂がのっていて肉の甘みも感じられます。
スジが全くないので食べやすく、感動しました。
最初の助言どおり、パプリカは最初に焼き始めていたのに最後まで焼いていたという…(汗)
野菜は時間がかかるので、マジですぐ焼き始めた方がいいです。
お食事

最後はおなじみのご飯もの。
が運ばれてきました。
讃岐米は保温ジャーで運ばれてきます。

量はたっぷりあるのでおかわりOK!
ちなみに、このご飯はオリーブ牛を焼いているタイミングで出してくれました。
お客さんの中には、お肉と一緒に白米を食べたいと申し出る方が多いそうで(笑)
気を遣ってくださり、ありがとうございました!
讃岐米はふっくらしており、お米の甘さが感じられる良いお米。
香の物のカブ?大根?
(わからなくてすみません)
の漬物は少し辛みを感じました。
赤出汁の具はワカメとなめ茸。
薄めの味付けで優しい味わいです。
やはり日本食は落ち着きますね(笑)
別腹

食後はデザートがつきもの。
「和風ブランマンジェ」という初めて聞く名前のデザートが運ばれてきました。
ブランマンジェとは、牛乳や生クリームにアーモンドの香り付をしたデザート。
嫁いわく、今回のものは固まってない本格派のブランマンジェだそうです。
上には、
が乗っています。
クリーミーで濃厚な味わいに、フルーツの酸味がよく合う!
特に木苺が美味かったです。
おいりのサクサク感が良いアクセントになっていて、満腹手前のお腹でも美味しく食べられました。
料理の量は個人的に丁度良いかと。
ご飯をおかわりすると満腹になります(笑)
味付けやメニューも凝ったものが多く、大満足でした。
初めて食べたデザートのブランマンジェ、めっちゃ美味しかった…
琴平花壇さん、ご馳走様でした!
朝食の内容
今回も朝食はざっと紹介させていただきます。
(食レポはやはり苦手…)
夕食と同じく、前日に朝食の時間を客室係さんに伝えておくと、朝食が部屋に運ばれてきます。
やはり部屋食は移動の手間がなくて良いですね。
今回の朝食はこちら

毎回、朝食の豪華さにおどろかされていますが…
琴平花壇さんの朝食も例外なくこのボリューム(笑)
夕食と同じく、ご飯は保温ジャーで運ばれてくるのでおかわりOKです。


ここからは料理の詳細写真を。

プリンのような豆腐や焼き物。

サラダや小鉢も彩りを忘れずに。

インパクトがある卵焼き。

朝食にも甘味が付いてきます。

今回印象に残ったのはこのお味噌汁。
固形燃料で熱々の味噌汁を味わえるのは幸せです!
朝食も美味しく、昨日満腹食べたはずなのにご飯をおかわりしてしまいました(笑)
夕食、朝食とも美味しい料理をありがとうございました!
チェックアウト
チェックアウトはプレミアムサービス適用で11:00になっています。
せっかくなので、時間ギリギリまで客室の露天風呂を堪能してました。
昨日は大浴場のみで、こちらのお風呂に入っていなかったので(汗)
チェックアウト時に、
を支払います。
もちろん、クレジットカード決済も対応していました。
今回もクレカでスムーズに会計できて快適!
チェックアウト後、送迎バスで駐車場まで送ってくれました。
駐車場まで地味に離れているのでありがたい…
最後まで気持ちよく接客してくれて、とても楽しい旅行になりました。
琴平花壇さん、本当にありがとうございました!
【おまけ】オフショット紹介
おまけとして、金毘羅周辺を散歩した時に撮った写真や宿泊中の写真を紹介します。
Cafe 森と山にてランチ!

初日に、金毘羅街道にある「Cafe 森と山」でランチをしました。
注文したのは、日替わりカレー。
スープとサラダが付いて、なんと1100円(税込)!
土日の昼時でしたが比較的空いていたので、ゆっくりと食事ができました。
カレーも美味しく、コスパが良いので穴場なのでは⁉︎
気になった方は、ぜひ行ってみてください。
「金刀比羅宮」でおみくじ

ランチの後は「金刀比羅宮」へお参り。
御本宮で「こんぴら狗」のおみくじを見つけたので、購入しました。
おみくじの内容はヒミツ(笑)
容器の「こんぴら狗」は、オブジェとして家に飾っています。
カワイイのでオススメですよ!
奥社にて参拝

せっかくなので奥社まで登りました!
ここまで来るのに合計1368段。
良い運動になりました。
奥社の断壁には烏天狗と天狗の面があります。


奥社からの眺めも最高でした。

参拝の帰りに

桜がとても綺麗に咲いていたので足を止めて撮影。
この日は晴れていて、観光客も多く賑わっていました。

表参道には色々なお店があって、寄り道しながら帰るのも楽しいですよ!
早朝に琴平花壇内を散歩

宿泊した朝、大浴場で朝風呂するついでに敷地内を散歩してみました。
第2駐車場近くの橋。


桜もキレイ!


歴史を感じられて、敷地内でも十分楽しめました。


宿までのアクセス
琴平花壇の概要
住所 | 〒766-0001 香川県仲多度郡琴平町1241−5 |
電話番号 | 0570ー078ー857 |
入浴税 | ひとり150円(宿泊代以外に別途必要) ※チェックアウト時に精算 |
受付時間など | チェックイン 15:00 チェックアウト 10:00 ※プレミアムサービス適用時は11:00 |
お風呂 | 客室風呂、大浴場、貸切風呂あり ※大浴場男女入れ替えあり ※貸切風呂は有料(プレミアムサービス適用時は無料) |
駐車場 | 40台(駐車料無料、事前予約不要) ※駐車場から宿までの送迎バスあり |
公式ホームページ | http://www.kotohira-kadan.jp/ |
アクセス | 善通寺ICから琴平方面へ国道319号を車で約20分 JR琴平駅または琴電琴平駅から徒歩15分 ※JR琴平駅、琴電琴平駅から送迎バスあり |
琴平花壇への道のり
車でのアクセスを例に説明していきます。
まず、国道377号線の買田交差点を目指してください。
その後、県道208号線を直進していきます。
「岡田工業」さんを目印に進んでください。
駐車場がちょっと分かりにくいと思いますので、ゆっくり落ち着いて運転してくださいね。
駐車場はこの看板が目印です。

右折して入ったら、駐車場に到着です。
駐車場内に送迎バスが待機していることが多いです。
遠慮なく利用しましょう!
分かりにくい場合は、こちらのマップも参考にしてください。

https://www.kotohira-kadan.jp/access/
【まとめ】駐車場無料で金刀比羅宮へのアクセス良好!多彩なサービスとお風呂で満足間違いなしです!
今回、専有露天風呂付き和洋室を選択しましたが大正解でした!
食事は部屋食だし、部屋は広くて快適だし、客室露天風呂は最高…
おまけにプレミアムサービスも付いてきます。
貸切風呂の無料利用だけは対象外でしたが、大浴場が予想以上に高スペックなので気になりません。
時期的に桜も堪能できて大満足でした。
個人的に嬉しかったのは、駐車場が無料だったこと!
基本的に金刀比羅宮周辺を観光する際は、有料の駐車場を利用しなければいけません。
しかし、宿泊すればチェックイン前でも車を置いて観光できます。
贅沢旅にも、金刀比羅宮の観光にも、間違いなく選択肢の一つに入ってくる旅館です。
とはいえ、高級旅館なので予算に余裕があればぜひ検討してみてください!
まとめると、
- 金刀比羅宮の近くにあり、観光に便利な立地
- 駐車料無料で送迎バスもある
- 敷地内が広く、静かで快適
- 客室によってプレミアムサービスが受けられる
- 大浴場には露天風呂だけでなくサウナも付いている
- 部屋食可能の客室あり!
- 春には桜も楽しめる
- 客室、温泉、料理、サービス、どれもレベルが高い
- 駐車場の場所が離れていて少し分かりにくい
- 高級宿のため高額の宿泊費になるので予算に余裕がないと泊まりづらい
- プレミアムサービスを受けられる客室でも、貸切風呂無料が付帯しない場合あり
- 駐車場から歩いて宿に向かう場合は階段を登らなければならない
- 宿の敷地内が広いため迷うかも?
といった感じです。
金刀比羅宮の観光で宿泊したのは初めてでしたが、奥社まで登るとなると宿泊する方がいいですね(笑)
金刀比羅宮周辺には、他にも宿泊施設が並んでいます。
価格帯も様々ですので、予算に合わせて宿を検討してみてくださいね。
宿泊予約は、こちらからどうぞ。
以上、「琴平花壇」の専有露天風呂付き和洋室「富士見台」の宿泊レビュー記事でした。
何か参考になれば幸いです。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。
ごきげんよう!